学校体育でマスクは必要??
緊急事態宣言が解除され、6月から登校開始というところが多いのではないでしょうか。
しかし、ウィルスと闘う術がまだないこの状況、北九州市を中心に流行している地域がある状況下で普通に学校生活を行うことはできません。
机上の勉強では机を向かい合わせての学習ができず、教え合い、学び合いが難しいです。学習効率も落ちるでしょう。
しかし、もっと問題なのが体育や音楽といった実技、技能教科です。
かなり制限され、特にバスケットボール等の攻守入り乱れ型は行えないでしょう。
さて、体育のやり方について文科省から通達が出ています。
そして、スポーツ大会のやり方についてスポーツ庁から通達が出ています。
ここではそれを紹介したいと思います。
「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアルの策定について」
各教科等に共通する活動として「児童生徒が長時間、近距離で対面形式となるグループワーク等」及び「近距離で一斉に大きな声で話す活動」(★)
体育、保健体育における「児童生徒が密集する運動」(★)や「近距離で組み合ったり接触したりする運動」(★)
上記の活動は、可能な限り感染症対策を行った上で、リスクの低い活動から徐々に実施することを検討します。すなわち、これらの活動における、児童生徒の「接触」「密集」「近距離での活動」「向かい合っての発声」について、可能なものは避け、一定の距離を保ち、同じ方向を向くようにし、また回数や時間を絞るなどして実施します。この場合にも、(★)を付した活動については特にリスクが高いことから、実施について慎重に検討します。
その際には、以下の点にも留意します。
できるだけ個人の教材教具を使用し、児童生徒同士の貸し借りはしないこと。
器具や用具を共用で使用する場合は、使用前後の適切な消毒や手洗いを行わせること。
体育の授業に関し、医療的ケア児及び基礎疾患児の場合や、保護者から感染の不安により授業への参加を控えたい旨の相談があった場合等は、授業への参加を強制せずに、児童生徒や保護者の意向を尊重すること。また、体育の授業は、感染者が発生していない学校であって
も、児童生徒や教職員の生活圏(通学圏や、発達段階に応じた日常的な行動範囲等)におけるまん延状況を踏まえて、授業の中止を判断すること。
体育の授業は、当面の間、地域の感染状況にもよるが、可能な限り屋外で実施すること。ただし気温が高い日などは、熱中症に注意すること。体育館など屋内で実施する必要がある場合は、特に呼気が激しくなるような運動は避けること。
体育の授業におけるマスクの着用については必要ありませんが、体育の授業における感染リスクを避けるためには、児童生徒の間隔を十分確保するなど別添2の事務連絡(「学校の体育の授業におけるマスク着用の必要性について」(令和2年5月21 日))を踏まえた取扱いとしてください。
5月14日付 日本スポーツ協会より
「スポーツイベントの再開に向けた感染拡大予防ガイドライン」
・スポーツイベントに参加する人数は「最大でも50人程度」
・三つの密(密閉、密集、密接)の発生が原則想定されないこと(間隔は2mを目安)
・激しい呼気や大きな声を伴う運動については感染リスクが高い
・チェックリスト化し、適切な場所に掲示するとともに、各事項がきちんと遵守されているか定期的に巡回・確認する
・距離をおいて並べるように目印の設置等を行う
・着替え等、スポーツを行っていない間はマスクの着用を求める
・手洗場には石鹸(ポンプ型が望ましい)を用意
・「手洗いは30秒以上」等の掲示をする
・手をふくためのペーパータオル(使い捨て)を用意する(参加者にマイタオルの持参を求めてもよい)
・更衣室、休憩室、待機スペースは感染リスクが高いと考えられることに留意すること。ゆとりをもたせることが難しい場合は、一度に入室する参加者の数を制限する等
・複数の学生が触れる場所はこまめに消毒する
・洗面所(トイレ)についても感染リスクが比較的高い
・歩く、走る場合は可能であれば前後ではなく、並走する、あるいは斜め後方に位置取る
・タオルの共用はしない
・運動、スポーツ中に唾や痰をはくことは行わない
なかなか難しい面もありますね。
今は戦術面はおいておいて、基礎技能に重きをおいて授業をすべきなのかと思います。
保護者の立場から、お子様が体育授業中にマスクを強要されるようなことがあればぜひご指摘ください。
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